不思議の世界へようこそ? | つれづれ読書日誌

不思議の世界へようこそ?

『ガダラの豚』全3巻

 中島らも 集英文庫

民俗学学者・大生部多一郎はテレビの人気タレント教授。
しかし8年前に調査地の東アフリカで長女が気球から落ちて死んで以来、アル中に。妻の逸美は神経を病み、奇跡が売りの新興宗教へのめりこんしまっていた。大生部は逸美の奪還を企てるが・・・


昨年、事故でお亡くなりになった中島らもさんの作品。
登場人物が微妙に実在の人物を彷彿させるところがまた楽しい。
逸美の奪還からストーリーは二転三転し、思いのよらない事実が
明らかになり、大団円へ向かいます。3巻の短いこと!

私はシンガポールへ向かう飛行機のなかで、一気読みしました。
しかも、直前で買ったような覚えが・・・。
初の海外旅行、興奮していただろうに、睡眠時間を削って一気読み!

最優先事項だったのですね(笑)





著者: 中島 らも
タイトル: ガダラの豚〈1〉



著者: 中島 らも
タイトル: ガダラの豚〈2〉



著者: 中島 らも
タイトル: ガダラの豚〈3〉