祝ビジュアル化 | つれづれ読書日誌

祝ビジュアル化

ビジュアル化といってもコミックになったということですが・・・。

『謎亭論処』西澤保彦
『16秒間の密室』大橋 薫

いわれのない督促状が届いた女子大生。督促状を受け取ったのは安槻大の女子学生ばかりだった。犯人のねらいは?(見知らぬ督促状の問題)。密室状態の家で殺された未亡人。犯人は同居の娘夫婦のどちらかかと思われたが、二人は睡眠薬で眠らされていたと主張する。殺したのは誰?(閉じ込められる容疑者の問題)

タックシリーズ・タック&タカチシリーズ等々、色々な名称で呼ばれるこのシリーズ。『謎亭論処』は第2短編集にあたり、今回コミック化された短編のうち2編が集録されています。酩酊探偵タックとも銘打たれているとおり、主人公たちは飲んで、呑んで、酔いまくっています。

このシリーズは時系列がぐちゃぐちゃに発表されているので、
主人公たちが就職していたり、
大学生だったり、
出てこなかったり!します(笑)

出てこないのに同シリーズにされている理由は、ちょろっとだけでてくる刑事たちが主人公になっているからと私は思っています。ちょろっとだけだったりするのにおいしいポジションにいる刑事さんです(笑)


著者: 西澤 保彦
タイトル: 謎亭論処―匠千暁の事件簿



著者: 西澤 保彦, 大橋 薫
タイトル: タック&タカチの事件簿16秒間の密室